その為なら、私、なんでもします

とある大学の教授の部屋を若い女学生が訪れた。

「先生・・御願いです。今度の試験でどうか私を合格させてください」
「その為なら・・私・・なんでもします・・」

女学生は教授の前に跪き、長い髪をなで上げながら
彼の瞳を見つめ、さらにつづけた。

「あぁ・・なんでも・・ねぇ・・御願い・・」

教授も彼女の瞳を見つめる。

『何でも・・するのかい?』

「えぇ・・します・・」

彼女の耳元にそっと教授は囁いた。
『それじゃ・・・してくれるかな・・・勉強を』