最悪セックス賞受賞者

アメリカのジャーナリスト兼小説家トム・ウルフが、このたび世界で最もひどい文学賞のひとつを受賞した。英国の小説における最悪セックス賞だ。

この賞は、毎年「現代小説における、露骨で品のない、またしばしば退屈で冗長な性描写への注意を促す」ために授与されるらしい。

受賞したウルフの作品から文章をピックアップ♪

「ずるずる、ずるずる、ずるずる、ずるずる、舌が動いた」

・・・どんだけ嫌な舌やねん!お前は蛇かよ(笑

「しかし手こそが彼女が集中しようとしたものだった、手、それは彼女の胴体のすべての部分を探索し得た故に、耳鼻咽喉科的な窪みだけには留まらなかった……ああ神よ、それは乳房の肉が胸のさやに交わる境界だけでなかった……いや、手は彼女の右全体を包み込んでいた……いま!」

・・・いま!ってのがイイカンジだな。好評価。
耳鼻咽喉科的な窪み”って表現がさっぱりわからんがな・・・

ていうか、わ か り た く な い。


さらにこの天才ウルフといい勝負をしたのは南アフリカの作家アンドレ・ブリンク。

彼の小説の『忘れてしまう前に(Before I Forget)』は女性器の外陰部について以下のように書かれてたみたい。

「それはまるで木の二股に生えた大きな異国のきのこのよう、かつて見た小さな喜びの殿堂、聖なる川アルフが潮の満ち引きのない海に流れ出すところ。いや、潮の満ち引きが無いわけではない。彼女の潮は急激で、引いては遠く、遠くまで連れて行く。外へと投げ出す前に、荒々しく意気揚々と、うねのある吹きさらしの終わりなき海岸へと」

もうね、お前はその喜びの潮に呑まれてしまえ。



でもね。
こういう人達嫌いじゃない。