知っておきたい花言葉あれこれ

ちょっと誰かに花束を贈りたいとか誕生日に花を渡したいというときのために、花言葉を知っておくとよい。愛の告白にも花束はつきもの。贈る花の花言葉を知って、自分の気持ちをよく表した花を選びたい。
 

花言葉は多くの場合ギリシア神話や伝説、中国の故事に由来している。忘れな草花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」だが、この花言葉のいわれを知っている人も多いだろう。

川のほとりに青い花を見つけた騎士が、恋人にその花を摘んであげようと崖下まで降りた。しかし急流にのまれ、流されながらも彼は恋人に花を投げた。その時叫んだ言葉が[Forget me not](私を忘れないで)これが忘れな草の由来である。

このように花言葉にはそれにまつわる伝説がついている事が多い。それらを調べてみるのも面白いだろう。 では次に知っておきたい花と花言葉を幾つか挙げよう。


まずは一番ニーズが高いと思われる愛から。

「愛」そのものを表す花はバラ、赤いキク、スミレ、アイリスなど。バラは赤が熱烈な恋や愛を意味する。恋人に贈るなら赤かピンクがいいだろう。モスローズにも愛の告白という意味があるのでよい。

「恋」「幸せな恋」を意味するのはアンブロシア、ドラセナ、クチナシ。「恋の苦しみ」はアネモネ、とりわけ赤いアネモネである。またアサガオには「はかない恋」という意味がある。

「喜び」お礼の花を贈るときに使いたい花だ。カタバミ、カラジューム、サイネリアジャスミン、キキョウなど。 「感謝」の意味をもつカンパニュラを贈るのいい。

「悲しみ」悲しいことがあった人を慰め共感を表すのに贈りたい花。イチイ、キンセンカクジャクヒバ。

「祝福」お祝いの花束には次の花を含めるとよい。ハボタン、ポインセチアフクジュソウポインセチアは鉢植えが適するので鉢ごとあげるのがよいかもしれない。

また、悪い意味を持つので贈るのを避けた方が無難な花もある。例えばアジサイには高慢という意味があるし、黄色のカーネーションには軽蔑という意味がある。

 

花言葉は覚えておいて損はない。花言葉の本を一冊買うか、サイトで調べてもよい。

大切な人には思いをこめたよい意味の花を、是非贈りたいものである。