入り口を狭くして太った人が入れないようにする計画

イギリスで、「ファーストフード店は、入り口のドアの幅をもっと狭くして肥満の人達が入れないようにし、これ以上ジャンクフードを食べれないようにすべきだ。」と医者が文句を言っている。

イギリス小児科医師協会のシモン・ミンコフ医師は、「食べすぎは健康に良くないのです。私は政府に、”狭い入り口プラン”を採用することにより、肥満すると大変なこと(面倒なこと)になるという事実を示して欲しいのです。」と話している。

別の医師は、デブな人が入れないようにする理想的なドアの幅は30cm以下だと主張している。また、国際肥満対策フォーラム委員のデビット・ハスラム医師は、「ウエストが男性で102cm、女性で88cmを超えると、医学的に肥満していると言える。」と述べている。更に彼は、「僕は肥満している人達がファーストフード店に入れないようしているわけじゃないんだ・・・だって、ドライブスルーを利用したり、友達に頼んで買ってきてもらうことだってできるでしょ。」とも話している。

一方、栄養学士ニコラス・キャンソンさんは、「医師がこんなばかげた計画を提案するなんて信じられない。これは肥満の人達への差別行為だわ。太ったのは全部彼ら自身の責任だと言われているようなものです。」と怒りをぶちまけている。

大手ファーストフード店マクドナルドは、「障害を持った人はどうするのか?例えば車椅子の人とか、乳母車を曳いたお母さんはどうすれば良いのか?」と、やはりこの「狭き門」計画に対し困惑を隠せない。

最後に「肥満人間の入店を規制するドアのデザイン」として、面白いデザインがあったので紹介しておきます。


なんとリンボーダンスドア。これじゃあ、普通の人でも入りたくないかも。しかもこのデザインの説明に「入れるものなら、入って来い」と書いてありました。

一応、このリンボードアはジョークですので、ホントに医師達がデザインしたものではありません。