魔法の言葉

そこでちょっと面白い手法を紹介していました。こういう方面だけ記憶力抜群な俺が、google検索結果に載っていない、番組内での技術を紹介しましょう。

「そんなの基本じゃん」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、その行動に添える『ひと言』がラブハンター東幹久の魔法の言葉なのだそうです。

東幹久は、デート中の女性や、食事を運んできたウェイトレスや、同僚の女性に、のべつ幕なしに声をかけまくっているのですが、

例えば、一緒に飯食ってる女性が、
・耳にイヤリング
・首にネックレス
・手首に腕時計
・手にブレスレット
・指にリング
・足にアンクレット(足首につけるこういうやつね)
をしていたら、こう声をかけるのです。














「それ、何か特別なやつ?」



すべてはこの言葉から始まるのです。




この言葉の意味、効果

(1) 食事のマナーを守ろうと肩肘張っていた、次の会話のネタをぼんやりと考えていた女性を、「ハッ」とさせる
(2) 女の装飾品なんて、大抵何か想い出があるものだ
 (元彼、不倫相手、親からのプレゼント、自分へのプレゼントなど)
(3) この人よく気づく人なんだ、よく見られてるなという意識への刷り込みと、レベルが高い女への「認証」(ここに気づくとは慣れてるわね、みたいな)
(4) 大抵返ってくるリアクションである、「そうなの〜これ、学生の時におばあちゃんがね…」という笑顔での自発的な『聞いてくれてありがとう』的な説明を、女性が始める。

日常生活でもあるが、誰でも嬉しいのが「よくぞ聞いてくれた」って瞬間でしょう。そういう時は女性に限らず、人は、それまで黙々と食事をしていたとしても、嬉しそうに、笑顔で、聞いていないことまで、長々と話してくれます。

(4)は例えば俺なら…
女「それ、特別な携帯?」
と聞かれたら、
俺「そうなんだよ〜よく気づいたね、これはTVがついててさぁ…」って嬉しそうに説明するだろうし、例えば相手が男でも、
男「ソーシャルネットワーキングって楽しいの?」
と聞かれれば、
俺「楽しいよぉ〜だってさ…」
と喜色満面に答えるでしょうね(笑)

もし、
「出会い系サイトって出会えるものなの?」
ジョジョは4部が好き」
とか言われようものなら、もう血相を変えてしゃべりまくるでしょうね、俺は(笑)

まぁ余談はさておき。

(5) 一気に「あの日」にタイムスリップできます。というのは、どうせ男からのプレゼントや誰か親近者からのプレゼント、果ては自分へのプレゼントという滑稽な、失礼、ロマンティックなプレゼントなわけですから、頭の中にあの日のこととかがパッと広がっちゃうわけですよ。
でそこで元彼とのデートを思い出すかもしれませんし、お母さんの顔を思い出すかもしれません。
それらと、その特別なものを指摘して今こっちを見ている男性が頭の中で混じるのです。これで女性の心、女性の大切な想い出に一時的に入り込めたといえるでしょう。

このように、女性を一気に上機嫌にさせることのできる魔法の言葉なんです。放送の内容は良く覚えてないので上記はほとんど俺のオリジナルですが…。




そしてボディタッチへ

まず、女性を落とす時はボディタッチをしなければいけません。その有効性はいろんなとこで語られてます。まずは自然に相手に触らなくてはなりません。

その際、「これ、何か特別なやつ?」で指摘する際に一番いいのは指輪でしょうね。
注意すべき点はひとつ。女性が嬉しそうに話している間は、口だけは受け身で聞きまくり、過去の膿(うみ)を出すように(笑)とにかく話させまくります。

男「これ、何か特別なやつ?」
 女「あ、これねーー昔ね(略」
男「へぇーーマジで?」
 女「そうそう、それでさー(略」
男「ほんとにぃー」
 女「うん、でね〜、その時(略」
男「そりゃすげぇー!(笑)」
 女「でしょ、だからねー(略」
男「そうだったんだぁー…」
 女「そうなの、だから私にとってこれは大事なものなんだぁ…」
男「ふぅーん…」

はいカットォ!


男、ここで手握ってます。


なんか指輪を眺めつつ、自然と、いつの間にか手を包むように握ってます。まぁ握るというより、ジュエリーショップの店員のように観察してるような感じですね。

ここで女性はなんだか知らない間に手握られてたということに、過去トークで自己陶酔した後に気づくのでしょう。


番組ではなかったですがこういうのもありますね
・携帯ストラップ
・携帯のシール
・携帯の待ち受け
・多少こだわり持ってそうなネイル
これなんかも、相手に触れる間接的なグッズですね。

女性としては自信を持って、かわいい装飾品を付けているんですから、
「それ、何か特別なもの?」
と気づいてあげましょう。まずはそこからです。